浮腫みの意外な原因
2021/09/17
タンパク質不足が浮腫みの原因
意外かも知れませんが、浮腫みの原因はタンパク質不足です。
タンパク質不足で筋肉が作られないから、血流が悪くなり浮腫む。という理由もありますが、
細胞レベルでもタンパク質不足が浮腫みに繋がっています。
人のカラダの6~7割は水分と言われますが、その水分をしっかり身体に使える状態にするためには、
タンパク質が必要です。
タンパク質の中のアルブミンが血管の水分量を調節してくれています。
充分なタンパク質が摂取できていないと、血液中のタンパク質濃度を高めるために血管内の水分を外に出します。
その水分が皮下に溜まり浮腫みとなります。
ですからタンパク質不足は浮腫みに大敵なんです。
タンパク質の質も大切
タンパク質が大切なのね!!ということで、張り切ってお肉ばかり食べていては、逆に悪玉菌が増加し腸内環境が悪化したり、
炎症ホルモンが増加し、生理痛が激しくなったり、頭痛、子宮内膜症などの体調不慮が出てきます。
牛肉や豚肉には亜鉛や鉄など必要な栄養素も含まれていますが、頻度は少ない方が良いでしょう。
おススメは魚介類と大豆製品です。
魚介類の脂質は炎症を抑える作用があります。
大豆はアミノ酸スコアが高くなくタンパク質の吸収率は低いですが、雑穀やお野菜と一緒に摂取することで吸収率が上がります。
お肉を食べる時は一緒に3倍くらいの量の野菜を食べてください。
なかなか3倍は難しいと思いますが、できるだけ多くの野菜を食べる事がお肉のデメリットを無くしてくれます。
タンパク質を摂取しても消化できない人
日本人は胃腸機能が弱い方が多いようです。
逆流性食道炎は胃酸過多で胃薬を飲んでいる人も多いので、胃酸が出過ぎの人が多いイメージでしたが、実は現実は違うようです。
胃の調子が悪い人、胃の機能が弱い人、良く噛まない人はタンパク質を摂取しても吸収されません。
そんな人は、たんぱく質を摂取すると便が黒くなる、オナラが臭くなる・・・
それでは、たんぱく質を摂るのはやめよう。と思うところですが、
吸収率を良くしてあげればいいので、お肉を食べる時には少しだけ工夫をしてみてください。
【胃腸が弱い人のタンパク質摂取の仕方】
①食前にお酢(希釈したもの)を飲む
②食前にレモン汁を飲む
③食前にクエン酸を飲む
④食前にペパーミントティを飲む
⑤食前に酵素サプリを飲む
⑥食前にパセリを食べる
そして、しっかり噛む。
昔の人は1食30分かけて1000回ほど噛んで食事をしていたそうです。
現代人は1食500回くらいしか噛まないそうです。
人間は1日1.5lの唾液が出ますが、咀嚼回数が少ないと唾液の量も減り、口の中での消化がないため、
胃腸で消化する作業が多くなってしまいます。
身体の負担にもなりますので、しっかり噛む事を意識してください。
タンパク質が身体にしっかり取り込めるようになると、身体でタンパク質が利用され浮腫みの改善に繋がりますます。
マッサージや筋トレも浮腫みには有効なのでぜひ食事改善と一緒にやってみてください。
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