フルーツとダイエット~フルーツは太るのか
2022/01/17
フルーツの摂取量が多いほど糖尿病になりずらい
フルーツは太る、糖質が多いから糖尿病になりやすい。
色々言われているフルーツですが、
もしそれが事実であれば論文として上がってきているはずです。
実際、論文を探してみると、オーストラリアの研究で(2021年6月2日)
「フルーツの摂取量が多いほど、耐糖能が上がりインスリンの感受性が高い」
「フルーツの摂取が少ないグループと比べ、フルーツの摂取量が200g以上だと、
糖尿病リスクが36%下がった」
とあります。
*成人7675人(平均年齢54歳)を対象のコホート研究
また、他の研究でも、フルーツと野菜を多く食べる人は
2型糖尿病リスクを低下させたとありました。
おススメフルーツと摂取量
「フルーツ食べ過ぎ危険!」と言われていますが、
実際にどのくらいフルーツを食べていますか?
日本の厚生労働省が推奨するフルーツの量は1日200gです。
しかし、実際100g程だそうです。
みかん1個、イチゴ5個、りんご1/2、バナナ1本が約100gになりす。
ですから、この倍は食べて欲しいところです。
年齢が若ければ若いほど果物の摂取量が減る傾向にあります。
果物は果糖が多く含まれるから太ると言われますが、
果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノール、カロテノイドなど
様々な栄養をが含まれています。
日本の果物は海外に比べると高いというデメリットはありますが、
季節の果物は栄養価が高くお値段も手ごろ。
サプリや、栄養補助食品を買うよりコスパが良いです。
水分のしっかり摂れるのでお勧めです。
酵素の働きも忘れてはいけません。
酵素の働きについては今後ご紹介していきますね。
食べ方のポイントとしては、
しっかり噛んでゆっくり食べること。
一気に食べずに、数回に分けて食べることが推奨されています。
【お勧めのフルーツ】
糖尿病リスクを下げるという点では
リンゴ、ベリー類、かんきつ類
が、お勧めですが、個人的には旬の果物を食べるのが一番だと思っています。
今の時期ならイチゴ
夏はスイカ
秋は柿やブドウ
冬はみかんやリンゴ。
その季節に摂っておいた方がよい、栄養をが果物には含まれています。
例えば秋にお勧めの柿・ブドウなら、
冬に備えてビタミンCが豊富な柿で風邪予防ができますし、
脱水症状を起こしやすい夏は
水分量の多いスイカで水分や熱中症対策のためのミネラルを摂取できます。
太るのは、フルーツが原因ではありません。
ダイエットと健康のために上手にフルーツを
生活に取り入れていってください。